ドラマや映画などの感想を不定期で綴ります。コメントはすべて楽しく読ませていただいておりますが、鍵コメはその性質上、お返事を差し上げておりませんのでご了承ください。
 

 

 
またしても見ごたえたっぷり!
今回良かったのは何よりも、黛ちゃんが古美門先生と一緒の方向に向かって頑張っていたところ…。政治に対する考え方などはもろもろあっても、富樫の恫喝によってヤル気を起こし、古美門先生と一丸となってくれれば言うことありません(笑)。


それにしてもなんだか随分リアルタイムな政治と金の問題で(笑)。こういうこと言うのはいろいろ問題もあるかもしれませんが、政治家が闇献金を貰っていたとしても、それで被害に遭って苦しんでいる人って誰なんだろう?と、確かに思います。もちろんいろんな影響を考えれば国民は被害者かもしれない。でも企業側も金を盗まれたわけではないわけだし、よくよく考えたらこういうのって被害者がはっきりしない問題です。
ただ、違法であることは間違いないので、罰せられるべき!という国民の意見は確かに正しい。しかしそれによって国益が守られるのか?という大きな視点で見ると、なんだかな…という。
前回のプロ町内会長ってやつと、スケールは違うけど一緒。プロ政治家ってのが少なくなっているのも事実ですね。何が正解かはわからないけれども。
そこらへんのことを古美門先生は今回すごくスッキリとした言葉で言っていたような気がします。黛ちゃんもそれについては支持しないまでも納得している様子。そこが前回と違って、彼女の成長の部分であり、富樫の恫喝パワーであり(笑)。
ストーリー的にも今回は控訴できる材料を集めて、それが寧ろ控訴しない理由になっていくというのが絶妙。富樫に食ってかかる黛ちゃんは相変わらずだけど、でも彼女だからこそ言える部分はあるだろうし、大物相手でも言いたいことは言う…ってところは筋が通ってていいかも。
いやー、このドラマ、意外と深いなあーっ。


そんな大きなテーマは別として。
今回はいろんなもんが素晴らしく絡んできました!沢地さんはさすが格闘家の妻(違)。蘭丸くんくらいだと軽く一ひねりなんですな!自分より弱い男には興味がないと…ってことは、三木先生は沢地さんより強いのかしら(笑)。てか、確実に古美門先生は論外なんだろうなあー。
と、言いつつも、ギブアンドテイクの法則には意外と忠実で、ちゃんとヒントはくれている沢地さん。彼女の立ち位置がちょっとわからなくなってきたぞー!なんだか盛り上がっちゃうなあ。


三木先生がここ数話、すごく面白くなってきてこれもまた毎度の楽しみ。生瀬さんならでは…なんでしょうね、あの怒ってるんだか面白がってるんだか、真剣なんだかふざけてるんだかわからない演技(笑)。表情と中身が一致していないという意味では堺さんと似たような臭いを感じなくもない(笑)。演技以外のところだと真逆な感じだけども。


服部さんも最近どんどん弾けてきていて、ついにモンゴル相撲まで来たかと爆笑してしまいました。どうみても強そうには見えなかったけどねえ…。しかも「騙されたと思って」の決まり文句に「騙されるのはイヤです」と真っ向から返されるという(笑)。控訴趣意書の中身にも目を通しているらしいし、なんだか謎だなー。でも、控訴趣意書に迫力とか必要なのかどうか、ちょっとギモン。


蘭丸くんも、ドラマ的には都合のいい役どころだな〜と、実はちょっぴり思っていたのだけれども、売れない役者だということがわかったり、昔助けて貰ったときの弁護士費用の代わりに密偵をやっているという裏事情があったり、彼でも何も掴めないこともあるんだということがわかったり…。スーパーマンではないのだなーというのが伝わって来て寧ろ面白かったです。でも、お金ない人も助けていたんだね…古美門先生(笑)。この調子でデキル奴の弁護をどんどんやっていって、弁護士費用の代わりに働いてもらえば最強の古美門軍団が作れそう(違)。


検察の辰巳さんは言葉も少なくて、謎めいたロボットっぽい人だったけど、妻も子も持たないから自分の身のことを考えたことはない…というのは、次回への伏線でもあるのかなあ〜。身の破滅のことを考えて古美門先生が独り身になったとは今のところあんまり思えないけど、でもシリアスモードの彼ならある得るか…。なんだかんだで古美門先生の過去に興味がわくー!


そんな古美門先生。今回もいろいろ楽しいシーンが多くて嬉しかったな。
富樫邸でお行儀悪くモリモリお菓子を食べている姿が、逆に育ちの良さを感じさせてくれたり、さすがにあの恫喝にはびびってひきつり笑いしか出て来なかったり。富樫邸での古美門先生は一事が万事見どころ。あの札束を突き返すところは流石に彼もコトの大きさに慎重になったかと思いきや(実際そうなんだろうけど)、小切手にはすごい勢いで○書いちゃってたり。
それでいながら床屋さんでの攻防はやっぱりすごくかっこいい…。彼が舌鉾鋭く攻撃を仕掛けるときって、何手も先まで読んでいる状態で、なんか「戦場」って感じがします。そこが法廷でなくても。特に鏡越しに会話するあたりなんかは、お互い食えない男同士と言う感じで、確かに同じ穴のムジナなのかもなあーと。
今回はビビリ演技もいっぱいあって、黛ちゃんに向かって「ばかあ〜っ」と、グーでパンチするところなんかむちゃむちゃ可愛かったです。あんなふうに言われたら、ヨシヨシしてあげるよりも、もっと追い詰めたくなっちゃうな(笑)。
もちろん酔っぱらった黛ちゃんに「コミー」と上から言われるところなんかもう最高で。面白がって嗾ける蘭丸くんも良かったけど、感情を押し殺して「お願いします。無能な私に教えてください」と口にするあの姿…たまらーん。古美門先生は何気にS心をくすぐるタイプなんだな(笑)。普段鉄壁で人を舐めたような態度ばかりとっているから、逆にいじめたくなるな♪


細かいシーンをあげたらきりがないけど、本当にあっという間の1時間。スペシャルで2時間モノとか作って欲しい…。
来週は元妻が出てくるということで、なんだかどきどき(笑)。仮にも京香さんが妻だったことがあるとは…別れたなんて勿体ないぞ〜!
てか、女好きな設定ではあるけれども、女の影も見えない、色気も全然感じない古美門先生に、過去にそういう時代があったってことがびっくり(笑)。なんかいろいろ想像しちゃうな〜♪たまには色気のあるシーンがあってもいいんじゃないかと思いますが、予告を見る限りそういうのはないのかなっ。


1週間が待ち遠しいよー!

 

 

 

 

 
あら…面白い(笑)。なんか大河ドラマを見ている!っていう気持ちになってきた!
って、じゃあ今まではなんだったん!ってことだけども。

まずは平氏一門。棟梁がアホだと基本全員アホになる(by兎丸)…というのが、久々に「バカなんじゃん?」っていう感じじゃなくて微笑ましく思えました(笑)。髪の毛ウネウネの天然パーマのお嬢さんが「美貌」と言えるのかどうか(お顔じゃなくてね、あの時代の価値観として)は僅かに疑問でしたが、忠正おじさんやら家貞さんまでソワソワしちゃうところがひじょーにキュート!アホだけど、愛すべきアホってのが平氏一門のキャラクターなんだなあ〜。そう考えると何故忠盛父さんがあんなに真面目な雰囲気の人だったのかが不思議なくらい(笑)。
滋子ちゃんがあっかんべーをするのはいいのか悪いのか判断迷うんですが、この大河って女性の登場って必ずこんな感じの「は???」っていうインパクトで来るので、寧ろ定番ととらえればよいのかな?それが意外とあっさりマトモな人になっていくので、とてもマンガ的ではあるけど面白いです。
何にせよ和気あいあいの平氏一門。息子たちがとてもノビノビとまともに育っているのも寧ろ奇跡(笑)。もしかしたら兎丸と盛国だけがマトモなのかも…。

一方の源氏は義朝の独善的な動きが「頼もしい」→「やり過ぎ」になっていっていて、これまでのシッカリガッツリ男らしい雰囲気から殺伐とした感じに変わってきました。こういうところ、すごく上手なのかも…このドラマ。清盛との対比がもう〜。

二人の対峙は短いシーンだったけれども見応えあったな〜。結局何しにきたんだろ?という疑問は残ったものの(笑)、まっすぐでかわいらしい息子たちや明るい家臣の雰囲気に義朝が何を思ったか…。時子さんもそこらへん感じとっていたみたいだし、意外と胸にズンとくるシーンでした。義朝、引き返せないところまで来てしまっていて、自分をも追い詰めているのかも。
ただ、刀突き付けるほどなのに、清盛に素手で殴られてよろけてるのもどーよ?とは思ったんだけど(笑)。
為義パパの悲哀もまた胸が苦しくなるような感じで。長い時間をかけてこうなってしまった親子関係というのは修復できないもんなんでしょうねえ…。そもそも若い頃の為義パパの不甲斐なさに原因があるのも確かなわけだし、一概に義朝を責められない部分はあるわけで。難しいなあ…。

その引き返せない親子の確執という部分では、法皇様と上皇様のこの別れ方はちょっと胸が苦しい…。けれども、その間に立った清盛の今回の態度はなんだかちょっとかっこよかった…。前回に引き続き「仲良くしてもらう」というのはいかにもキレイゴトだけれども、大乱をヨシとしない清盛の考え方はアリなのかもしれない…と、なぜか今回は素直に受け止めることができました。何しろ鳥羽法皇が後悔ドップリだし。崇徳上皇も恨みを通り越して抜けがらみたいになってるし。
しかもその二人と対面する清盛の姿、所作、喋り方、喋る内容…いろんなもんが急激に棟梁に相応しい大人の落ち着いた男になってるんだもの。もうちょっと早くこういう男になってくれていたら、もっと早く楽しめたのに(笑)。でも遅くはないわ!今からでもいい、こういう落ち着いてきちんと立ちまわることができる男の姿をたっぷり魅せて欲しいです。

自分が守るべきものはなんなのか?よーく考えた上で、崇徳上皇の前に立ちはだかったところが一番胸にぐっと来ました。キレイゴトだけじゃない、棟梁としての判断がようやく表現されたわけで。しかもグダグダ屋根に上って一人で悩むシーンもなければ、一門に意見を聞いてわーわー言い合うシーンもなく。そういうところを軽くすっ飛ばして彼の中の結論に辿りついたのは見ていてとても気持ちが良かったー。彼は彼なりの苦しみを抱え、その中での決断であったこと、いちいちぎゃーぎゃー言わなくてもよーく伝わってきました。
そう、男は黙ってなんとやらです。
松山さんはああいう演技がすごくいいと思います。心の中に何かを秘めて行動するような…。台詞を最小限にしたらきっとどんどんかっこよくなるんじゃないかなあ〜。

でもここは上皇様の悲しみと後悔の演技(そこに至るまでの振り幅全部含めて)が素晴らしくて、それも相まって名シーンになったようにも思います。今までよく知らなかった役者さんだけれども、井浦さんってすごいですねえ…。気の弱そうなナヨナヨっとした男に見えたり、憎しみに燃える危ない男に見えたり、何もかも諦めたような感情のない男に見えたり。

お陰で、お気に入りの鳥羽法皇が崩御したというのに、それほどの喪失感を感じずに見ることができました。ある意味よかった…。

そうそう、悪左府様のピンチも見応えたっぷり。兄&父のあの冷たい言葉…。この人はこの人で、本気で志に向かって驀進していたんだろうなあ…と思うと、これもまた悲しくて。というか、ああいうプライド高くて自分に間違ったところがあるなんてコレっぽっちも考えたことのなさそうな人が転落していくところって、見ごたえあるけど辛いもんがあります。

あとはやっぱり信西ですねえ。そりゃー後白河帝の乳父なわけだから、画策するのは当然だろうけれども、あの悪さ全開みたいな感じは今週になってもイマイチ馴染まず…。もうちょっと素直に頑張ってる感じの方が好感持てると思うんだけど…っていうか、当初すごくアウトローな面白味がある人物だったので、あの頭脳がこういう方向にしか生かされないのか〜というのが若干残念でもあり。もっと内面的な部分…出家してこういう形で権力を握るところに辿りついた部分とかが描かれていたら違う印象になったんだろうなあ。

でも、なんだかんだ言って今回は本当に面白く感じました。歴史がばばーんと大きく動く時の、歯車のズレ方というか、皆の思惑がずれて行って大変なことになる…という局面を楽しむことができて、これぞ大河だわ〜と。先週が急ぎ足で強引な展開が多かっただけに、今回のこの皆の心情の移り変わり具合などは本当に入りこんで楽しめました〜。

唯一「ん?」となったのは、ナレーション。未だにこれが頼朝の言葉だというのがシックリ来ず。「父は」と言われたときに誰のことだかピンとこないのでした(汗)。
 

 

 

 

 
第8話で打ち切りなんだとか…。
後のない低視聴率にビビッたミジンコオブミジンコなテレビ局が判断を誤った…というふうに見えてしまいます。ほんとミジンコ。プライドないんですかねえ…。低視聴率だろうがなんだろうが、ゼロにならない限りプライド持って最後まで作ったらどーなん?こんなんでも見てる人…いるんですよ(笑)。
なんて言うと、「大人の事情が」とか「スポンサーが」とかいろいろ言うんでしょうけれどもね。そういうところがミジンコなのよ。自信なく作ってるんだったら最初から作らなきゃいいのにー。
とか言うと、「制作の現場と局の上層部はベツモン」とか言うんでしょうけれどもねえ。んなもん視聴者には関係ないっつーの。なんとケツの穴の小さいことよ(あら失礼)。
一番の被害者は出演した俳優さんたち皆さんでしょうね。お気の毒に…。



というわけで、強制定期に折り返し地点を過ぎた第5話。皮肉にも今までで一番面白かった…っていうか、ようやく子供の個性と正義の生き方が板についてきて、それぞれの噛み合わなさと、妙な化学反応が周囲にまで波紋を広げ始めて面白くなってきました!ひでじーちゃんの秘密も微妙に臭いながら、正義の成長を願うミッキー自身も成長し、アッシーという新キャラ投入による刺激もあり、「家族のうた」の世界観がようやく形になってきたところ…なのに…そこで打ち切りを決めるミジンコ局(←話が戻った)。ま、でもここにこぎつけるのに4話も使ってしまったのは確実に時間の無駄だったような気がしなくもないけれども…。

こころちゃんのエピソード。今までの小学生エピソードや、こころちゃんの母子問題のエピソードよりも上手いお話だな〜と思いました。じゃがいもに向かって歌の練習するよりもかなりリアルだし、「わかっててもできないことがある」っていうのが正義の心に響いていったのが自然で良かったなあ〜。そう問いかけられて返事をせずに出て行った正義、ミッキーに説教されて最終的には言い返さなかった正義。ああいう言葉を飲み込んだときのオダギリは本当に素敵〜。一気にこちらの心を鷲掴みにしていきました…。
そしてミジンコ中学生に持論をぶちまける正義には惚れぼれした〜。今までは、青臭いこと言って…とか、また突っ張ってる…とかっていう気持ちにしかさせられなかった正義のミジンコ理論(笑)が、本気で共感できるものになってましたー。
間接的に「人の目気にして作り笑いするよりも、ミジンコブスの方がいい」と娘を認め、こころちゃんも「ミジンコパパよりもダイナマイトロック父ちゃんの方がいい」と父を認めたわけですからねー。ミジンコミジンコ言い続けてきた甲斐があったじゃないですか!
しかも女子中学生に向かって本気で「気持ち悪っ」と罵倒できるあの神経(笑)。ブラボー正義♪

てかさ、まずあんなお父さん現れたら「へー!これがお父さん?かっこい〜〜。うらやましい〜〜」ってなるはずなんだけど(笑)。頭ハゲてる加齢臭ミジンコ父ちゃんよりも、絶対モヒカンライダースジャケット父ちゃんの方がいいでしょう?

ま、そこはさておき。一人だけそんなダイナマイト父ちゃんの面白さを感じとれる中学生がいたのも良かったです♪話自体は相変わらず単純でありきたりなんだけれどもね…正義のロックのあり方と、こころちゃんの心のあり方が上手く絡んで、その上で救いのある話になっていたので、素直に楽しめました♪最後、何故か「こういうお父さんがいたらいいのに!」って思えたもん。

そして何より今回は、
ズボン下ろしたままチマチマ歩く正義
下着姿(赤パン)でギターを弾く正義
銭湯でのヌード
小学男子を脱がして遊ぶ正義(違)
などなど、チープなテコ入れかと思われる箇所が随所にあって、ファンとしては非常に満足でした!

しかも予告で初めて盛り上がったよ(笑)。ほほ〜う、そういう展開なのか〜。ついに正義のカッコつけを忘れた心の叫びが聞けるのか!そりゃもうオダギリの真骨頂でしょうー!うむうむ、それなら確かに「家族のうた」というタイトルも納得だ〜。予告だけで家族ってなんなん?っていうのを考えさせられるなんて…。1カ月前に初回を見た時とはこんなに印象が変わって来るなんて…。やっぱりグダグダ言いながらもここまで見てきてよかったな♪
きっと来週は「血が繋がっているというだけで、家族でもなんでもない!」という関係が「血は繋がっていなくても家族なんだな」っていう関係になっているわけですね…意外と真面目なドラマだったんだな(笑)。やっぱり打ち切り決定は早すぎたんじゃないの?(←結局話はここに戻る)

でもまあ、スタートダッシュでそういう面白味をまったく感じさせられなかったんだから、仕方ないか…。これもまたロックかもね。ロックって言葉、便利だなー(笑)。
 

 

 

 

 
見応えという意味では、一番だったんじゃないかと思う今回。
裁判にしないで戦うという、沢地さん言うところの「場外乱闘」が思いのほか面白かった!法廷だとやはりどうしても演説中心。被告人との連携とかでしか剛腕ぶりを魅せることができないからねえ…。いや、もちろん下地作りで裏で動いているのは楽しいけれども。前回は特にそういう法廷での自己演出で裁判官を落とすという手法が中心だったので(黛ちゃんとの対比という意味ではアリだけど)、内容的には盛り上がりがイマイチだった…と、今になって思うのです。
今回は場外乱闘で自分がバンバン動いて行くスタイルだったし、敵対する弁護士である大貫の存在が大きかったというのが見応えありの部分かな。今までは自動ドアの開かない検事とか、三木先生に半ば遊ばれている新人くんとか、そういうのが多かったから、古美門先生の実力からしたら勝って当然だった…と、今になって思うのです。


まじめな部分で話すと日照権問題って、確かにそこかしこでみかけます。高層マンション建設反対!っていう垂れ幕が高層マンションに掛かっているのを見るとなんだかものすごくテンションが下がります。この間は隣の駅の近くの巨大マンション前に「高層マンションはいらない!」「生活道路にダンプカーを走らせるな!」「交通渋滞が起きるぞ!」なんて幟が山ほど立ってて、ヒトゴトながら溜息が出ました。
わかるんですよ、自分の穏やかな暮らしが変わる、乱れる…ということが嫌だってのは。私だって自分ちの前が明日から片側3車線の国道になります…って言われたら「何ぬかしとんじゃいボケ!」と殴りこみに行くと思うから。
だけども、自分ちを建てるときにも誰かに迷惑はかけているわけだし、自分ちも大なり小なり誰かんちに日影をつくっているんだし、それはみんな順繰りにそうなっているわけで。ホント、この件に関しては古美門先生の言うところの「日照権が保障されないところに家を建てた馬鹿な母親を持つことが可哀想」というのに同意したくなってしまうのです。
いや、だからと言って札束でほっぺた叩くような大手ゼネコンを支持するわけじゃないんですけども。
でも、やっぱり、集団ヒステリーというか、そういうのって異常な方向へ行くものですね。ましてや弁護士さんがついたりすると、自分たちは間違っていない!ということばかりに気が行って、本当に正しい主張はなんなんだ?ということが置き去りになってしまうのでしょう。


というようなことがテーマの今回(前置き長い)。


古美門先生の言動にくぎ付けです♪
縁側(とは言わないか)で、日向ぼっこしながらのんびりと本をめくる姿はリアル堺雅人(違)。黛ちゃんが建築関係に鈍いということを見抜く観察眼(誰でもわかるか・笑)。島津エステートで札束入りトランクを抱きしめるキュートな姿を見た日にゃ札束になりたいと思いました。
住民説明会での挑発的な言葉の数々。法廷だとじわじわと外堀から埋めるような、真綿で首を絞めるようなやり方が多いですが、住民説明会なら遠慮することなく本人に向かってガツンと言うことができる。どんな被害があるのか言え…というところの遣り取りなんて圧巻で、東にお日様が沈む天才バカボンのくだりなんかもうお腹抱えてしまいました。被害に遭っていない住民を訴えるぞ…というところなんて完全に弱者に対する恫喝なのに、爽やか過ぎてなんだか気持ちがいいくらい。牛丼換算には相当な牛丼好きが垣間見えて、ペコちゃんみたいな舌ペロリは最高だったし、度々今回使われていた振り向くときに肩から入る仕草なんかかわいくてかわいくて。

というわけで、今回は完全にファンフィルターも壊れてなんでもかんでも胸がキュンとするという異常事態でした。どーしちゃったんだ…私。

でも最終的に場外乱闘に勝って大貫先生に一言詫びるあたりは、彼がただの頭脳派の乱暴者ではないのだということが見えてじーんときました。謝ったことに対してではなくて、「金儲けをして満足か」という問いかけに対して、しっかり背筋を伸ばして「はい」と自信たっぷりに答えたところ。自分の信念に対して迷いのないあの態度。自分の能力に対する対価として得る報酬に疾しいことなど一切ないという自信。男だねえ…。ただの自信家なのではなく、いろんな経験の上にあるであろう自信なのだろうと思わせる深さがあるから、嫌味がない。だからこそ大貫先生も「頑張りなさい」と言えたのでしょう。きっと弁護士という仕事には、なんらかの揺るがない信念がないとダメっていうことなんでしょうね。大貫先生とは信念のあり方が違うだけで、揺るがない…という部分ではきっと共通しているんだなー。
二人ともクライアントの希望を遂行するというところは一致しているかも。大貫先生だって、町内会長が示談金の方を選んだからそうしたわけで…。

一方、信念ぐらぐらで見ている方がなんだかちょっと気分悪くなるくらいだったのが黛ちゃん。駆けだしだから当然だろうけれども、この人はいつまで朝ドラのヒロインから脱却できるんだろう。てか、脱却するつもりも本人にはなく、寧ろそこに齧りつこうとしているのが若干鬱陶しいというか。
ま、でも救いは古美門先生が「朝ドラのヒロインか!」と突っ込み続けることでこちらの溜飲は下がるんだけども。でもこれは根深い気がしますねえ。だって朝ドラはある層に対しては絶大な人気があるわけだから、世間が求める「頑張ってる女性像」の代表でもあるわけで、それを「青臭いキレイゴト」と嫌悪するということは古美門先生が世間からは支持されない男であることも意味しているわけで。
いや、でも私は断然超リアリストな古美門派ですけどもね。正義なんてもんは特撮ヒーローものか少年ジャンプの中にしかない…に激しく同意です。
最後の自分ちが日影になるかも…というところで訴状の用意だ…となるところは捉え方次第かな?自己中心的な身勝手な男だと思うか、本当は日照権を侵害された人の気持ちもちゃんとわかっているんだけれども仕事に徹したんだな…ととるか。ま、どっちでもいいか。


で、話ちょっと戻って、黛ちゃんの目的は古美門先生を倒すことらしいですが、なんだか「このドラマそういう方向に行くんだ〜」と、ちょっと残念な気持ちに。いやあ、大きな話の流れとしてはそういうものも出てきて当然なんでしょうけれども、ここまで3話使っていろいろ恩恵を受け、学ばされてきたくせに、今更どの口が言うんじゃい!と、ちょっとムカっと(笑)。そんなに正義だの人権だのにしがみつくのならば、大貫先生んとこに転職すりゃいいじゃんか!なんて思ったりして…。そこらへん、この人1話から変わってないんだなあ…。


さて。そんなこんなで「愛の告白なんてするなよ」という古美門先生に「寧ろ告白されて軽く袖にしてやればいいんだ!」と、余計なことまで考えた私ですが、目は次回予告に釘付けでした。ななな…何が起きてるん?政治家がらみのヤバイ案件に首を突っ込んでしまったっぽいですが、何がなんだかサッパリ。でも、大物を相手にする姿はすごくお似合いだと思う。というわけで来週もまた楽しみにしております。

 

 

 

 

 
気のどくすぎる視聴率…でもなんかもう笑うしかない〜。
まあでも見ているモンもおりますよ!こうして文句垂れながらも(笑)。


ざっくりいきますと、真ん中の女の子…うちのムスメたちにすこぶる評判悪いです(笑)。生意気で我儘で好きになれる要素がまったくないようです(笑)。
大人はこういうドラマの子供たちを「記号」として見ることができるからいいんですよねえ。生意気娘1号…と思えればどんなに薄っぺらい表面的なありきたりな感じでもまあ仕方ないと思える。ストーリー的にも相変わらずありきたりなので子供のキャラは「正義を変えて行くためのアイテム1、アイテム2」というふうに見ることができるし、子供がかわいいかどうかはさておいて、本気で「お前はガンモだ。かわいくないし」「ミジンコガンモ」と言い放つ正義を楽しむことができるのでいいんですけどね。いいですよねえ…子供に向かって辛辣なあの態度(笑)。子供相手に何対等になってんだよ…てなところですが、そこがいいんだわ♪
ただ、同年代子供から見たら、まったく共感もできなければ認めてあげる気にもなれないとな…。
それはそれでわかる気がする〜。私も同業者が出てくるドラマで、あまりにもテキトーな描写とかされるとイラっとくるもんね。あまりにも記号的に扱われ粗雑な描写されると、作り手のいい加減さが見えてなんかバカにされてる気にもなったりもするもん。


ま、そんなわけで、大人である私はあの子の恋模様がどうなってもなんとも思わないわけなんだけども(←前回のイジメモドキで既に心に準備ができていたからかも)、今回はお豆腐屋のおばちゃんがいい味だったので(←役者さんがいいからだろうな〜)、その存在を受け止める正義の方の微妙な気持ちのあたりも見えてきて「おおお」と思えました。見透かされていることに気付くオダギリ。本当はいろいろわかっちゃってるオダギリ。でもわかってない顔で生きることをロックにすり替えてはいなかったか?と…。
オダギリが出演しているイミがあるってもんです!黙って微妙な表情を浮かべるだけで、いろいろ勘繰りたくなってくるもん!ガンバレオダギリ(いやもう十分頑張ってるとは思うけれども)。
マネージャーのミッキーにも変化が見えてきたし!正義を変えるためには少し手をひっこめるということも大事…ってことに彼は気付いたみたい。本来仕事のできるマネージャーだということもチラホラ見えてきたし。


もちろんミッキーだって正義の根幹を変えようなんて思ってないわけだし、ただちょっと突っ張り過ぎている部分のテンションを緩めるか、もしくは突っ張る方向をちょっと変えるか、そういうことで彼を取り巻く状況は劇的に変わるんだろうなあ〜。というようなことを考えられる状況にドラマがなってきただけでも、4回見続けてきた甲斐があったってもんです!


気のどくなのは町内会長さんだよなあ〜。正義をスター扱いしてくれる唯一の人材で、世間と正義を繋ぐ部分にいると思われるのに、なんだかこの彼も単なる記号になってしまっている感じがして…。あれだけ正義に食い込んでくる役なんだから、もうちょっとなんか深みのある人物だったらいいのに。


なんにせよここまできたら最後までしっかり見届けますよ〜。何話まで続くのかわかんないけれども(笑)。
 

 

 

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Author:NICO
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